ディズニーシー「ソアリン」の待ち時間を最短にする3つの裏技
東京ディズニーシーの中で、オープン以来圧倒的な人気を誇り続けているのが「ソアリン:ファンタスティック・フライト」です。
空飛ぶ乗り物に乗って世界中の名所や大自然を巡るその壮大な体験は、何度乗っても感動を呼ぶ傑作アトラクションですが、その分だけ待ち時間も凄まじく、休日は2時間〜3時間待ちになることも珍しくありません。
この記事では、「ソアリンに乗りたいけど、あんなに長い時間並べない!」とお悩みの方に向けて、過酷な待ち時間を劇的に短縮し、賢く最短で体験するための3つの現実的な裏技を徹底解説します。
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なぜソアリンは常に大行列なのか?
裏技を知る前に、まずは敵(待ち時間)を知ることが重要です。なぜソアリンだけがここまで別格で混雑するのでしょうか。
老若男女が楽しめる普遍的な魅力
ソアリンがこれほどまでに人気を集める最大の理由は、「絶叫系ではないのに、息を呑むほどのスリルと感動を味わえる」という、非常に特異で普遍的な魅力を持っている点にあります。
ディズニーシーのアトラクションは、どうしても激しく揺れたり落ちたりするスリルライドが多くなりがちですが、ソアリンは風や匂いを感じながらふわりと宙に浮く体験がメインであり、激しい動きは一切ありません。
そのため、ジェットコースターが苦手な人や、身長102cmをクリアした子ども、そして高齢のおじいちゃんおばあちゃんまで、家族三世代が一緒になって心から楽しむことができる、まさに「隙のない」アトラクションなのです。
ターゲット層が極めて広いため、絶叫系目的の若者グループから、のんびり楽しみたいファミリー層まで、パークを訪れるほぼ全てのゲストが「とりあえずソアリンには乗りたい」と考えるため、常に待ち時間が長引く構造になっています。
実際、一度体験した人が「もう一度乗りたい」とリピーターになる率も非常に高く、常に新規とリピーターの両方が押し寄せるため、行列が途切れることがないのです。
有料パス(DPA)導入による通常列への影響
現在のディズニーシーでは、無料のファストパスが廃止され、代わりに有料の「ディズニー・プレミアアクセス(DPA)」というシステムが導入されており、ソアリンもその対象となっています。
このDPAを利用するゲストは、1人1回2,000円というお金を支払っているため、当然ながら通常列(スタンバイ)に並んでいるゲストよりも圧倒的に優先されてアトラクションへと案内されます。
アトラクションの回転効率(1時間にさばける人数)自体は一定であるため、DPA利用者の割合が増えれば増えるほど、通常列の進み具合は相対的に遅くなってしまいます。
特に混雑日の昼間など、DPAを購入したゲストがひっきりなしに専用エントランスからやって来る時間帯は、スタンバイ列がピタッと止まってしまい、表示されている待ち時間以上に「全然進まない」というストレスを感じやすくなります。
「お金を払えば並ばずに済む」というシステムは便利である反面、無料で並んで乗ろうとするゲストにとっては、より計画的な行動が求められる厳しい環境になっているという事実を、まずは受け入れる必要があります。
裏技1:朝イチの「開園ダッシュ」を制する
最もオーソドックスでありながら、成功すれば最強の恩恵を受けられるのが、朝の開園直後に真っ先にソアリンへ向かうという戦略です。
ハッピーエントリーの絶大な威力
ディズニーホテルに宿泊しているゲストには、「ハッピーエントリー」という、一般ゲストよりも15分早く専用エントランスから入園できるという、絶大な特典が付与されています。
もしあなたがこの特典を持っているなら、迷わずソアリンへ直行することで、待ち時間をほぼゼロに近い状態(5〜10分程度)でサクッと体験して出てくることが可能です。
ディズニー周辺の安い&近いホテルおすすめ〇選!コスパ最強の宿はここの記事で紹介しているオフィシャルホテル等ではこの特典はつきませんが、ミラコスタやディズニーランドホテルなどに宿泊する最大のメリットは、まさにこの「ソアリンを待ち時間なしで乗れる権利」を買っていると言っても過言ではありません。
朝イチにソアリンを終わらせてしまえば、その後の1日を「トイ・ストーリー・マニア!」や新エリアに全振りすることができるため、一日のスケジュールが一気に余裕のあるものへと変わります。
ただし、ハッピーエントリー対象者の中にも「ソアリン組」は大量にいるため、入園ゲート前に並ぶ時間があまりにも遅いと、15分前に入園しても結局30分以上待つ羽目になるため、油断は禁物です。
一般入園での朝イチは「罠」に注意
ハッピーエントリーを持たない一般ゲストが、「よし、開園と同時にソアリンに走ろう!」と意気込むのは、実は非常にリスクの高い「罠」になる可能性があります。
なぜなら、一般ゲートが開く頃には、すでにハッピーエントリーのゲストたちによってソアリンの待ち列は形成されており、一般ゲストがたどり着いた時にはすでに「60分〜90分待ち」という表示になっていることが非常に多いからです。
そこから1時間以上並んでしまうと、本来なら空いているはずの朝の貴重な時間をすべてソアリンの待ち時間で消費してしまい、他のアトラクションの空いているタイミングをすべて逃してしまうことになります。
一般入園の場合、入園した瞬間にソアリンの待ち時間を確認し、「もし60分を超えていたら、潔く諦めて別のアトラクション(タワー・オブ・テラーなど)に向かう」という決断力が求められます。
「朝イチなら空いているはず」という思い込みは捨て、アプリでリアルタイムの待ち時間を見ながら柔軟に行動を変更することが、一日を無駄にしないための重要なテクニックです。
裏技2:課金(DPA)で時間を「買う」という選択
並ぶのが嫌なら、お金の力を借りる。現代のディズニーリゾートにおいて、これは立派で最も確実な戦略の一つです。
ディズニー・プレミアアクセスの買い方とコツ
ソアリンの待ち時間を最短にする、最も確実かつストレスのない方法は、有料の「ディズニー・プレミアアクセス(DPA)」を購入することです。
1人2,000円という価格設定は、家族4人なら8,000円の出費となるため決して安くはありませんが、「120分の炎天下の待ち時間と子どものぐずりを8,000円で回避できる」と計算すれば、非常にコストパフォーマンスの高い投資と言えます。
DPAは入園直後から公式アプリで購入することができますが、ソアリンのDPAは非常に人気が高いため、週末や連休などの混雑日には午前中の早い段階でその日の一日分の枠がすべて売り切れてしまうこともあります。
そのため、入園したら「無料のパス(プライオリティパス)」を取得するのと同じくらい急いで、真っ先にソアリンのDPAを購入し、希望の利用時間枠をしっかりと確保することが必須となります。
また、クレジットカードのセキュリティロックがかかってしまい決済に失敗するケースが多発しているため、事前にアプリにカード情報を登録し、可能であれば複数のカードを準備しておくなどの対策をしておくと安心です。
DPA利用時の実際の所要時間
DPAを購入した場合、「完全に待ち時間ゼロで乗れるのか?」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、厳密には「ゼロ」ではありません。
DPA専用の通路(プライオリティ・アクセス・エントランス)を通って進みますが、最終的にプレショー(アトラクション本編の前に行われる解説や映像の部屋)の直前で通常列のゲストと合流するため、そこから少しの待ち時間が発生します。
それでも、専用通路を歩く時間や、合流してからの待ち時間を含めても、エントランスに入ってからアトラクションに乗り終わって外に出てくるまで、おおよそ「20分〜30分程度」で済むことがほとんどです。
120分待って乗るのと同じ内容を、たったの20分で体験できるわけですから、その浮いた100分の時間を、ゆったりとしたレストランでの食事や、子どもとの写真撮影、お土産選びに充てることができるのは計り知れないメリットです。
「お金で解決する」ということに抵抗を感じる方もいるかもしれませんが、特に体力に自信のない方や小さなお子様連れの場合は、旅行全体の満足度を上げるための「保険」として割り切って購入することを強くおすすめします。
裏技3:夜の「閉園間際」を狙う奇襲作戦
朝イチも間に合わなかった、DPAも売り切れて買えなかった、という場合に残された最後の切り札が、「夜」を攻める方法です。
夜のショー開催中が最大のチャンス
パーク内のゲストが一箇所に集中するタイミング、それがメディテレーニアンハーバーで行われる夜の水上ショー(ビリーヴ!〜シー・オブ・ドリームス〜など)の開催中です。
このショーが始まると、多くのゲストがハーバー沿いに集まり、ショーが終わればそのままお土産を買って帰路につくという大きな人の流れが生まれます。
この「ショーの開催中」から「ショーの終了直後」にかけての時間は、ソアリンをはじめとする多くのアトラクションで待ち時間がガクッと短くなる傾向にあります。
例えば、昼間に120分待ちだったソアリンが、ショーの最中には60分〜70分待ち程度にまで落ち着くこともあり、体感的には非常に進みが早く感じられます。
ただし、ソアリンは入り口がショーの開催場所(ハーバー)に非常に近いため、ショーが終わった瞬間に「最後に乗って帰ろう!」と考えるゲストが一斉に押し寄せてくるため、ショー終了直後は逆に一瞬だけ列が伸びる罠があります。
「ショーが始まって少し経った頃」を見計らって列に並び始めるのが、最も待ち時間を少なくする理想的なタイミングです。
「ラインカット(案内終了)」に注意
夜遅くを狙う戦略で絶対に気をつけておかなければならないのが、「ラインカット(待ち列への案内終了)」のリスクです。
ディズニーリゾートのアトラクションは、「パークの閉園時間(通常21:00)に、すべてのアトラクションの運行を終了し、ゲストが退出している状態」になるように計算して列の案内を打ち切ります。
つまり、もしソアリンの待ち時間が「60分」だった場合、単純計算で閉園の60分前である「20:00」の時点で、新たに列に並ぶことをお断りされてしまう(ラインカットされる)ということです。
「最後に乗ろうと思っていたら、もう並べなかった!」という悲惨な事態を防ぐためには、遅くとも「19:30〜20:00」の間には、ソアリンの入り口に向かい、列の最後尾に滑り込んでおく必要があります。
- 夜のショー開催中が最も空きやすいゴールデンタイム
- ショー終了直後の「駆け込みラッシュ」は避ける
- 閉園時間から逆算し、案内終了(ラインカット)の罠に気をつける
- 子どもの体力と睡魔の限界を見極める
夜遅くまで起きていられる体力のある大人同士であれば強力な裏技ですが、小さなお子様連れの場合は、列の中で寝てしまう可能性も高いため、慎重に判断してください。
待ち時間を快適に過ごすための工夫
どうしても並ばざるを得ない場合でも、少しの工夫で「待つ苦痛」を和らげることができます。
キューライン(待ち列)の隠れミッキーと装飾
ソアリンの待ち列(キューライン)は、博物館(ファンタスティック・フライト・ミュージアム)という設定になっており、ただの通路ではなく、非常に見応えのある展示物がずらりと並んでいます。
空を飛ぶことへの人類の夢や歴史をテーマにした絵画や展示物は、じっくり見ているだけでも楽しく、待ち時間を飽きさせない工夫が随所に凝らされています。
また、ディズニーの定番である「隠れミッキー」も、壁画の中や装飾の細部にひっそりと隠されているため、子どもと一緒に「どこにいるかな?」と探すゲームをしながら進むのがおすすめです。
特に、ロビーの奥にあるカメリア・ファルコ(飛行の研究家)の肖像画が飾られた部屋は、不思議な仕掛けが施されており、これから始まる空の旅への期待感を最高潮に高めてくれます。
「並ぶのは嫌だ」とイライラするのではなく、この美しい博物館を隅々まで見学するための時間だと捉え直すことで、待ち時間も立派なエンターテインメントの一部へと変わるはずです。
暇つぶしアイテムと事前のトイレ対策
とはいえ、1時間以上も並び続けるのは大人でも足腰に負担がかかりますし、子どもであれば途中で「帰りたい」「疲れた」と言い出すのは火を見るより明らかです。
事前に、列の中で食べられるちょっとしたお菓子(飴やグミなど)や、水分補給用の飲み物、そしてスマートフォンで遊べるゲームや動画などをしっかりと準備しておくことが必須となります。
また、ソアリンの待ち列の中にはトイレがありません。並び始めてから「おしっこ!」と言われてしまうと、親は一度列を抜けて遠くのトイレまでダッシュし、また列の中の家族の元へ戻ってくるという過酷なミッションを強いられることになります。
「並ぶ前には必ずトイレに行く!」というルールを家族内で徹底し、少しでも不安がある場合は無理をして列に並ばないという判断も、トラブルを防ぐためには重要です。
折りたたみ式の小さなクッション(ポータブル座布団)などを持参しておけば、列が止まっている少しの間に腰を下ろして休むことができるため、疲労軽減に非常に役立ちます。
まとめ
ディズニーシーの大人気アトラクション「ソアリン」の待ち時間を最短にするためには、ただ運を天に任せるのではなく、明確な戦略と行動が必要不可欠です。
ハッピーエントリーの権利を利用して朝イチに決めるか、1人2,000円のDPAを購入して確実にお金で時間を買うか、あるいは夜のショー開催中という隙間の時間を狙い澄まして奇襲をかけるか。
この3つの選択肢の中から、ご自身の予算や体力、誰と一緒にパークに行くのかという条件に合わせて、最適な方法を選んでみてください。
どんなに長い待ち時間だったとしても、ドリームフライヤーがふわりと空に舞い上がり、世界の絶景が目の前に広がった瞬間の圧倒的な感動は、その苦労をすべて吹き飛ばしてくれるはずです。
事前の準備と賢い戦略で、ぜひ最高の空の旅を手に入れてくださいね!
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