ディズニーリゾートで遊ぶ日、少しでも早く人気アトラクションに乗るため、あるいはパレードの良い場所を取るために、早朝からエントランスのゲート前で「開園待ち(開園ダッシュのための待機)」をするゲストはたくさんいます。

しかし、そこで必ず直面するのが「トイレに行きたいけれど、場所が分からない」「今列を離れたら、せっかく取った順番を横入りされてしまうのではないか」という切実な問題です。特に初めてディズニーで開園待ちをする方や、小さなお子様を連れているファミリーにとって、パーク外でのトイレ事情は死活問題となります。

この記事では、東京ディズニーランド・東京ディズニーシーそれぞれの開園待ちで利用できるトイレの正確な場所から、列を離れても無事に元の場所に戻るためのマナー、そして子供連れならではの対策まで、朝の貴重な時間を無駄にしないためのトイレ攻略法を徹底的に解説します(車で来園される方の早朝のトイレ事情については【車で遠征】ディズニー駐車場開門までのゲート前待機&仮眠ガイド!早朝のトイレ場所とルールを徹底解説の記事もあわせてお読みください)。

ディズニー開園待ちにおけるトイレ問題の深刻さ

「たかがトイレで大げさな」と思う方もいるかもしれませんが、ディズニーリゾートの開園待ちは、過酷なサバイバルです。数万人のゲストが限られたスペースに密集し、何時間も地べたに座って待機する環境下では、日常の何気ない生理現象がとてつもないストレスに変わります。

なぜ開園待ちのトイレ問題がこれほどまでに深刻になりやすいのか、その根本的な原因を理解しておきましょう。

早朝の冷え込みと長時間待機による避けられない生理現象

開園待ちをする場合、早い人であれば朝の6時台、あるいはもっと早い時間からエントランスの前にレジャーシートを敷いて待機し始めます。特に冬から春先の早朝の舞浜は、海風が直接吹き付けるため想像以上に冷え込みます。

この「早朝の冷え」と「長時間地べたに座って動かないこと」が合わさると、人間の体は自然とトイレが近くなります。さらに、目を覚ますために家やコンビニで買ってきた温かいコーヒーや紅茶(カフェインには利尿作用があります)を飲みながら待機していると、あっという間に尿意を催すことになります。これは人間の体の構造上、どれだけ気合いを入れても避けられない生理現象です。

パークの中に入ってしまえば至る所にトイレがありますが、開園前のパーク外(エントランス前)のエリアは、数万人の待機人数に対してトイレの設置数が圧倒的に少ないのが現実です。そのため、「トイレに行きたい」と思った時には、すでに数十人の行列ができていることが当たり前であり、我慢の限界を超えてしまうという悲劇が毎朝のように繰り返されているのです。

ギリギリになってから探すと列を離脱するリスクが高い理由

開園待ちにおけるトイレ問題で最も恐ろしいのが、「開園時間が迫ってきてからトイレに行きたくなる」というパターンです。ディズニーリゾートでは、公式の開園時間(例:9時)よりも前倒しして、8時15分や8時30分頃から列を前に詰めさせたり、実際の入園を開始したりすることが頻繁にあります。

この「列が前に詰まり始める(保安検査が始まる)タイミング」でトイレのために列を離れてしまうと、同行者がいたとしても、後から人の波をかき分けて元の場所に戻ることが物理的に不可能になります。周囲のゲストも殺気立っているため、「横入りだ!」と誤解されてトラブルに発展する危険性すらあります。

また、ギリギリになってからトイレに行こうとすると、「どこにトイレがあるのか分からない」と広大なエントランス前をウロウロと探し回ることになり、莫大なタイムロスを生んでしまいます。結果として、せっかく早起きして先頭付近に並んでいたのに、トイレから戻ってきたら列の最後尾に並び直す羽目になった…という最悪の事態を避けるためにも、事前の場所の把握と行くタイミングの計算が絶対不可欠なのです。

ディズニーランド開園待ちで使えるトイレの場所

それでは、具体的にどこに行けば用を足せるのかを確認していきましょう。まずは東京ディズニーランドのエントランス前(パーク外)で、開園待ちの間に利用できる主要なトイレの場所を解説します。

ディズニーランドのエントランスは非常に広大ですが、トイレの場所は大きく分けて2つのエリアに集約されています。自分の並んでいる位置からどちらが近いかをイメージしておいてください。

舞浜駅からエントランスに向かう途中の巨大トイレ(ボン・ヴォヤージュ下など)

電車で舞浜駅に到着し、ディズニーランドへ歩いて向かう途中にあるのが、「ボン・ヴォヤージュ(巨大なグッズショップ)の下(1階部分)」にある公共トイレです。ここはパークの敷地外ではありますが、開園待ちをするゲストにとって非常に重要なトイレスポットです。

このボン・ヴォヤージュ下のトイレの最大のメリットは、個室の数が比較的多く、空間も広々と作られている点です。エントランスのすぐ目の前にあるトイレに比べると、距離が少し離れている分、早朝の時間帯であればそれほど激しい混雑にはなりません。舞浜駅の改札内や改札横のトイレは通勤客とディズニー客で大パニックになっていることが多いため、駅をスルーしてこのボン・ヴォヤージュ下まで歩いてきて用を済ませるのが、知る人ぞ知る効率的なルートです。

ただし、エントランスの列に並んでレジャーシートを広げた後に「やっぱりトイレに行きたい」となってからこの場所まで戻ってくるのは、歩く距離が長すぎてかなり疲れます。あくまで「列に並ぶ前(エントランスに到着する直前)」に、最後の砦として立ち寄る場所として活用するのが最もスマートな使い方です。

エントランスの左右(ピクニックエリア側)にあるトイレの混雑状況

すでにエントランスの列に並んでいる最中にトイレに行きたくなった場合、頼りになるのがディズニーランドの入場ゲートの外側、左右の両端に設置されているトイレです。

向かって左側(東京ディズニーランド・ステーションや駐車場に近い側)と、向かって右側(ピクニックエリアやバス・タクシーターミナルに近い側)の2箇所に存在します。外観がパークの景観に溶け込んでいるため少し分かりにくいですが、近くにいるキャストさんに「トイレはどこですか?」と聞けばすぐに指差して教えてくれます。

これらのトイレは列から一番近いため、非常に便利ではありますが、その利便性ゆえに「常に大混雑している」という覚悟が必要です。特に開園1時間前〜30分前になると、女性用トイレの列は建物の外にまで数十メートルも伸び、用を足して戻ってくるまでに20分〜30分かかることもザラにあります。もしこの左右のトイレを利用する場合は、「列ができているのは当たり前」という前提で、時間に余裕を持って(ギリギリになる前に)向かうことが絶対条件となります。

ディズニーシー開園待ちで使えるトイレの場所

続いて、東京ディズニーシーのエントランス前で利用できるトイレの場所です。ディズニーシーは、ディズニーリゾートラインの駅(シーステーション)を挟んで「ノースゲート」と「サウスゲート」の2つの広大なエリアに分かれているため、自分がどちらの列に並んでいるかによって利用すべきトイレが変わってきます。

無駄足を踏まないためにも、各ゲートにおける最寄りのトイレの位置をしっかりと頭に入れておきましょう。

ディズニーリゾートラインのシーステーション改札外のトイレ

ディズニーシーのエントランス前で最も分かりやすく、かつ比較的規模が大きいのが、ディズニーリゾートライン(モノレール)の「東京ディズニーシー・ステーション」の建物の下(1階部分、改札外)にあるトイレです。

このトイレは、ノースゲートとサウスゲートのちょうど中間地点に位置しているため、どちらの列に並んでいても比較的アクセスしやすいのが特徴です。また、モノレールの駅の施設であるため清潔感があり、個室の数もある程度確保されています。電車やモノレールで到着したゲストが、改札を出てエントランスの列に向かう途中にサッと立ち寄るのに最適な場所と言えます。

しかし、ここもやはり開園時間が近づくにつれて、モノレールから次々と降りてくる大量のゲストと、列から一時離脱してきたゲストが入り乱れて大混雑となります。特にディズニーシーは、ディズニーランドよりも「大人や学生のグループ」が多い傾向があり、グループ全員で固まってトイレの列に並ぶことが多いため、列の進みが遅く感じることがあるかもしれません。

ノースゲートおよびサウスゲート付近に設置されているトイレ

シーステーション下のトイレ以外にも、それぞれの待機列(ノースゲート側とサウスゲート側)の端の方にも、ひっそりとトイレが設置されています。

例えばサウスゲート(ミラコスタに近い側、駐車場側)であれば、チケットブースのさらに奥、バスのロータリー側にトイレの建物があります。ノースゲート(バスターミナルや自転車駐輪場側)も同様に、チケットブースの端の方に設置されています。これらは列の場所によっては非常に近い距離にありますが、シーステーション下のトイレに比べると規模が小さく、個室の数が少ないのが難点です。

「列から一番近いから」という理由だけでこれらの小さなトイレに向かうと、個室数が少ないために全然列が進まず、結果的に少し歩いてでもシーステーション下の大きなトイレに行った方が早かった…と後悔することもあります。並んでいる間にトイレに行きたくなったら、列の最後尾付近にいるキャストさんに「今の時間だと、どちらのトイレの方が空いていますか?」と現在の混雑状況を確認してから向かうのが、最も賢明な判断となります。

開園待ちのトイレをスムーズに済ませるためのタイミング

場所が分かったところで、次に重要になるのが「どのタイミングでトイレに行くか」という戦略です。トイレの場所を把握していても、向かうタイミングを間違えれば大行列に巻き込まれ、開園ダッシュのスタートダッシュに出遅れてしまいます。

無用なストレスを抱えずに、スッキリとした状態で開園時間を迎えるための「ベストなタイミング」の法則を伝授します。

舞浜駅や駐車場に到着した直後に「とりあえず行っておく」鉄則

開園待ちにおけるトイレ戦略の基本中の基本、それは「まだ行きたくなくても、パークに到着した時点(列に並ぶ前)で必ず1回トイレを済ませておくこと」です。

車で駐車場に到着した直後、あるいは舞浜駅やリゾートラインの駅を降りた直後。このタイミングで、同行者全員で「とりあえず出なくてもいいからトイレに行こう」と声を掛け合うことを徹底してください。「エントランスの列に並んでから、交代で行けばいいや」という甘い考えは、前述した通り「大行列に巻き込まれる」という最悪の結果を招きます。

特に子供連れの場合、大人が「トイレ大丈夫?」と聞いても、子供は遊びに行く興奮で「出ない!行かない!」と答えることがほとんどです。しかし、列に並んで1時間経ち、周りがざわつき始めた頃に突然「やっぱりおしっこ!」と泣き出すのが子供の常です。「出なくてもいいから、一応座ってみようね」と半ば強制的に連れて行くくらいが、ディズニーの朝においては正解の行動なのです。

開園の1時間前(列が動き出す前)に済ませるのがベストな理由

到着時に済ませておいたとしても、2時間も3時間も待機していれば、当然2回目のトイレタイムがやってきます。この「列に並んでいる最中の2回目のトイレ」に行くべきリミットは、ズバリ「開園(入園開始)の1時間前」です。

ディズニーリゾートの開園待ちは、入園開始の約30分〜45分前(ハッピーエントリーについては【完全解説】ディズニーのハッピーエントリー攻略法!何時から並ぶ?対象ホテルと注意点をご参照ください)になると、手荷物検査(保安検査)に向けて列全体が大きく前に圧縮され始めます。ゲスト全員が立ち上がり、レジャーシートをたたんで前へ前へと詰め寄っていくこのタイミングは、まるで満員電車のような状態になります。この状態になってからトイレから戻ってくると、元の自分の場所(同行者が待っている場所)にたどり着くことはほぼ不可能です。

そのため、まだ皆が座ってリラックスしている状態である「開園の1時間前(遅くとも45分前)」には、必ずトイレを済ませて列に戻ってきている状態を作らなければなりません。逆算すると、トイレの行列で待つ時間を考慮して「開園の1時間半前」には、列を離れてトイレに向かって歩き出すのが、最も安全で確実なタイミングと言えるでしょう。

トイレのために開園待ちの列を離れる際のマナーと注意点

複数人で開園待ちをしている場合、誰かが列に残って順番をキープし、交代でトイレに行くのが一般的なルールです。しかし、この「列からの離脱と合流」には、周囲のゲストとのトラブルを避けるための暗黙のマナーが存在します。

気持ちよくディズニーの1日をスタートさせるために、周囲への配慮を欠かさない行動を心がけましょう。

同行者に荷物を預けて「合流」するための正しい方法

トイレに行くために列を離れる際、最も重要なのは「自分は確かにこの場所に並んでいた(横入りではない)」ということを周囲のゲストに無言でアピールすることです。

そのためには、手ぶらで列を離れるのではなく、必ず「自分の大きな荷物(リュックサックなど)」を、待機している同行者の元(レジャーシートの上)に置いていくのが鉄則です。荷物が置いてあれば、前後左右に並んでいるゲストも「あ、ここは2人組で、1人がトイレに行っているんだな」と視覚的に理解できるため、戻ってきた時に怪訝な顔をされることがなくなります。

また、トイレから戻ってきて合流する際は、「すみません、通してください」と周囲のゲストに軽く会釈をしながら進むのが最低限のマナーです。無言でズカズカと人のレジャーシートを踏み越えていくような行為は、トラブルの火種になります。また、合流は原則として「列が動き出す前」までに完了させることがルールであり、列が前進し始めてから強引に合流しようとするのはマナー違反となるため絶対に避けましょう。

1人で並んでいる場合のトイレ離脱におけるキャストへの相談

「今日は1人(ソロ)でディズニーに来ているから、荷物を見てくれる同行者がいない!」という場合、トイレに行くハードルは一気に跳ね上がります。レジャーシートだけを置いて無人で場所取りをすることは、ディズニーのルールで禁止されており、放置された荷物としてキャストさんに撤去されてしまう恐れがあるからです。

ソロで並んでいる最中にどうしてもトイレに行きたくなった場合の正解は、「周囲のゲスト」と「近くのキャストさん」の両方に声をかけることです。

まずは前後に並んでいるゲストに「すみません、1人で並んでいるのですが、少しだけトイレで離れてもよろしいでしょうか?すぐに戻ります」と声をかけ、顔を覚えてもらいます。その上で、列の周辺を整理しているキャストさんにも同様に声をかけ、「あちらの場所に並んでいるのですが、トイレに行っても大丈夫ですか?」と許可を取り、荷物(貴重品以外)をその場に置いたまま急いでトイレに向かいます。こうすることで、周囲の理解を得ながら、荷物を撤去されるリスクをゼロにしてトイレを済ませることができます。

子供連れの場合の早朝トイレ対策とオムツ替え事情

大人であれば数時間は我慢できても、小さな子供にはそれは通用しません。「トイレ!」と言い出したら、もって数分です。

子供連れでの開園待ちは、常に「緊急事態」と隣り合わせであることを自覚し、事前に対策を講じておく必要があります。

子供の「急にトイレ!」に対応するための事前の声かけ

前述したように、子供に「トイレ行く?」と聞いて「行かない」と答えても、絶対に信用してはいけません。開園待ちの列に並ぶ前に、必ず親とセットでトイレの個室に入り、「出なくてもいいから、一応座ってみようね」という儀式を行うことをルール化してください。

それでも、並んでいる最中に突然「おしっこ!」と言い出すのが子供です。その緊急事態に備えて、親は常に「一番近いトイレへの最短ルート」を頭の中でシミュレーションしておく必要があります。いざという時に「どこ!?トイレどこ!?」と親がパニックになると、子供はさらに焦ってしまい、最悪の場合は間に合わなくなってしまいます。

また、万が一に備えて、子供が着替えやすい服を着せておき、リュックの中には必ず「着替え一式(下着とズボン)」と「大きめのタオル(隠すため)」、そして「ウェットティッシュとビニール袋」をすぐに取り出せる位置に常備しておくことが、親の精神的なお守りとなります。

開園前のパーク外にあるベビーセンター(授乳室・オムツ替え台)の場所

まだオムツが外れていない赤ちゃんを連れている場合、「オムツ替え」という別のミッションが発生します。一般的なトイレの個室にはオムツ替えの台が設置されていることもありますが、早朝の大混雑しているトイレの列に赤ちゃんと一緒に並ぶのは非常に過酷です。

そこで覚えておきたいのが、パーク外(エントランス前)にある「ベビーセンター(授乳やオムツ替えができる専用施設)」の存在です。ディズニーランドの場合は、エントランスに向かって一番右端(ピクニックエリアのさらに奥、バスターミナル寄り)に、小さなベビーセンターが設置されています。ここにはオムツ替え台があり、通常のトイレよりも混雑していないため、赤ちゃんのオムツ替えには最適です。

ディズニーシーの場合も、サウスゲート側のチケットブースの端の方(バスターミナル付近)に、同様のベビーセンターが用意されています。これらの施設は開園前から利用できるため、オムツ替えや授乳が必要な場合は、大人のトイレの列に並ぶのではなく、こちらの専用施設を活用するようにしてください。

パーク外のホテルや商業施設のトイレを利用できるか

エントランス周辺のトイレが長蛇の列になっているのを見て、「少し歩いてでも、空いている別の建物のトイレを借りられないか?」と考えるゲストは少なくありません。

周辺にはイクスピアリやディズニーホテルなどがありますが、これらの施設のトイレを早朝の開園待ちの間に利用することは可能なのでしょうか。その実態について解説します。

イクスピアリのトイレの早朝利用に関する現状

舞浜駅のすぐ隣にある巨大なショッピングモール「イクスピアリ」。ディズニーランドのエントランスからも歩いて数分の距離にあるため、「イクスピアリのトイレに行けば空いているのでは?」と考えるかもしれません。

しかし残念ながら、早朝の開園待ちの時間帯(朝の6時〜8時台)は、イクスピアリの店舗自体がまだ営業を開始していないため、施設内に入ってトイレを利用することは原則としてできません。一部、早朝から営業しているカフェ(スタバなど)の周辺のエリアは開いていることがありますが、開園待ちのゲストがトイレ目的で大挙して押し寄せることを防ぐため、利用が制限されているのが現状です。

イクスピアリはあくまで「買い物を楽しむための商業施設」であり、パークの公衆トイレではありません。開園待ちのトイレを探すために、まだ開いていないイクスピアリの入り口まで無駄足を踏むのは体力の消耗にしかならないため、おとなしくパーク指定のトイレに並ぶことをおすすめします。

周辺のディズニーホテル(ランドホテル・ミラコスタ)の利用制限

エントランスのすぐ目の前にある「東京ディズニーランドホテル」や、ディズニーシーの「ホテルミラコスタ」のトイレはどうでしょうか。豪華なホテルのロビーにあるトイレなら、広くて綺麗で空いているだろうと期待してしまいます。

しかし、これらのディズニーホテルも同様に、早朝の時間は「宿泊ゲストの安全と静寂を守るため」に、ホテルのエントランスで宿泊者かどうかの確認(ルームキーの提示など)が行われていることがほとんどです。つまり、宿泊していない一般の開園待ちゲストが、「ちょっとトイレだけ貸してください」とホテルの中に入ることは固くお断りされます。

ディズニーホテルは、高い料金を払って優雅な時間を過ごしている宿泊客のためのプライベートな空間です。外部のゲストが早朝からトイレ目的で押し寄せてしまっては、ホテルのサービス品質が低下してしまうため当然の措置と言えます。トイレは必ず、ボン・ヴォヤージュ下やエントランス周辺の「誰でも利用できる公共のトイレ」を利用するようにしてください。

開園直後の「パーク内トイレ」の混雑を回避するコツ

さて、無事に開園時間を迎え、念願のパーク内へ入ることができたとします。「外のトイレは大行列だったから、中に入ってから行けばいいや」と我慢していた人たちが、入園した瞬間にどのような行動をとるか想像がつくでしょうか。

入園直後の「パーク内トイレ」にも、実は大きな罠が潜んでいます。ここでの判断ミスが、午前中のスケジュールを大きく狂わせることになります。

エントランスに入ってすぐのトイレが大混雑する理由

パークのゲート(改札)を通過して中に入ると、安心感からか一気に尿意が押し寄せてくるものです。そのため、我慢していた多くのゲストが、入園してすぐ目の前にある「エントランス周辺のトイレ」に殺到します。

ディズニーランドであればワールドバザールの入り口付近、ディズニーシーであれば地球儀(アクアスフィア)の周辺にあるトイレは、開園直後の30分間は、外のトイレ以上に地獄のような大混雑となります。ここでトイレの列に並んでしまうと、せっかく早く入園した意味が全くなくなり、お目当てのアトラクションの列がどんどん伸びていくのをただ指をくわえて見ていることしかできなくなります。

開園直後にエントランス付近のトイレに駆け込むのは、最もやってはいけない最悪の選択です。これを避けるためにも、やはり「列に並ぶ前」か「開園の1時間前」に外のトイレを確実に済ませておくことが、いかに重要であるかがお分かりいただけるかと思います。

アトラクションへ向かう途中にある「奥地のトイレ」を狙う裏技

「どうしても我慢できずに入園してしまった」という場合の裏技があります。それは、エントランス周辺のトイレは完全にスルーして、自分が最初に向かう目的のアトラクションの「道中にある少し奥まったトイレ」を利用することです。

開園直後、大多数のゲストは人気アトラクション(美女と野獣やソアリンなど)に一直線に向かいます。そのため、パークの少し奥の方(例えばランドのウエスタンランドや、シーのポートディスカバリーなど)にあるトイレは、開園直後の時間は誰も使っておらず、完全にガラガラの状態になっています。

足早に目的のアトラクション方面へ向かいながら、その途中にある空いているトイレにサッと入り、用を済ませてからアトラクションの列に並ぶ。これであれば、エントランスで長時間トイレ待ちをするよりも、はるかに短いタイムロスで目的の場所へ到達することができます。事前のアプリで、向かうルート上にあるトイレの場所を把握しておくというちょっとした工夫が、朝のスタートダッシュの成否を分けるのです。

トイレの場所を事前に把握して安心な開園待ちを過ごそう

ディズニーリゾートにおける早朝の開園待ちのトイレ事情について、具体的な場所やマナー、混雑回避のコツを解説してきました。

朝の限られた時間を無駄にしないためのポイントを振り返りましょう。

  • 到着時(列に並ぶ前)に、必ず1回トイレを済ませておくのが絶対ルール
  • 列に並んだ後の2回目のトイレは「開園の1時間前」までに済ませる
  • ランドは「ボン・ヴォヤージュ下」、シーは「シーステーション下」が規模が大きめ
  • 列を離れる時は同行者に荷物を残し、周囲への挨拶を忘れない
  • 入園直後のエントランス内トイレは激混みするため、奥地のトイレを狙う

開園待ちは体力的にも精神的にもハードですが、事前の情報収集としっかりとしたシミュレーションがあれば、不安なく快適に過ごすことができます。

トイレの心配を完璧にクリアして、清々しい気持ちでディズニーでの素晴らしい1日をスタートさせてくださいね!