魔の2歳児とお泊りディズニー!イヤイヤ期でも失敗しないホテル選びとアトラクション攻略法
こんにちは!舞浜プランナーズ編集部のハルです。2歳のお誕生日にディズニーデビュー!と意気込んだものの、絶賛イヤイヤ期で「ちゃんと楽しめるかな…」と不安なパパとママへ。絶対に失敗しないお泊りディズニーの極意と、神ホテルの選び方を徹底解説します!
「自分の足でしっかり歩けるようになったし、いろいろな言葉も理解できるようになった2歳の記念にディズニーへ連れて行ってあげたい!」そう考える親御さんは非常に多いです。しかし、2歳児といえば、自己主張が激しくなる「魔のイヤイヤ期」の真っ只中。親の思い通りに行動してくれることなど皆無に等しく、パーク内での大泣きや、ベビーカーに乗るのを全力で拒否して床にひっくり返る姿は、もはやディズニーの日常風景とも言えます。そんな予測不可能な2歳児とのディズニー旅行を成功させる鍵は、「親の事前の知識」と「徹底したスケジュール管理(と諦め)」にあります。この記事では、イヤイヤ期の子供を連れたお泊りディズニーにおいて、最も重要となる「ホテル選びの条件」から、ぐずりを最小限に抑えるアトラクションの回り方、親が助かる裏技サービスまで、実体験に基づいた完全攻略法をお届けします。
イヤイヤ期の2歳児を連れたディズニー旅行の過酷な現実
まずは、イヤイヤ期の2歳児をパークへ連れて行くと、実際にどのような壁にぶつかるのか、その過酷な現実を直視しておきましょう。覚悟を決めることが第一歩です。
パークでの「歩きたくない」「帰りたくない」
2歳児の行動パターンは極端です。朝、パークに入った瞬間はテンションが最高潮に達し、「自分で歩く!パパ抱っこしない!」と走り回り、キャラクターを見つけては追いかけていきます。しかし、お昼を過ぎて体力が切れてくると、今度は「歩きたくない!抱っこ!」と一歩も動かなくなります。
さらに厄介なのが、帰り際の「帰りたくない!」という大号泣です。光るおもちゃや風船など、自分が今手にしているもの、あるいは今見ているパレードが永遠に続くと思い込んでいるため、それを中断させようとする親に全力で抵抗します。大人からすれば「疲れているから早くホテルに帰って寝かせたい」という親心ですが、子供には全く伝わりません。この「気分のアップダウンの激しさ」が、親の体力を最も削る要因となります。
行列でのぐずりとベビーカー拒否への対策
ディズニーリゾートで避けて通れないのが「待ち時間(行列)」です。2歳児にとって、何分待てば自分の番が来るのか分からない行列の中で、ただじっと立って待つことは苦行でしかありません。
10分もすれば「出たい!あっち行く!」と泣き出し、列から逃走しようとします。そのため、アトラクションに並ぶ際は「待ち時間が20分以内」のものに絞るか、パパとママで交互に抱っこしながら気を紛らわせるおもちゃ(後述)を小出しにしていく必要があります。また、「ベビーカーには絶対に乗らない期」に突入している子供の場合、広いパーク内を10kg以上の子供を抱っこして移動することになり、親の腰が破壊されます。ベビーカー拒否対策として、ヒップシート(抱っこ補助具)や、パーク内で売っている光るおもちゃをベビーカーに取り付けて気を引くなどの工夫が必須です。
【ホテル選び】2歳児との宿泊で絶対に外せない3つの条件
過酷なパークでの時間を少しでも快適にするために、最も投資すべきなのが「ホテル」です。2歳児連れのお泊りディズニーにおいて、ホテル選びで妥協してはいけない3つの条件を解説します。
トイレトレーニング中でも安心な「洗い場付きお風呂」
2歳前後は、おむつが外れかかっている、あるいはトイレトレーニングの真っ只中という時期です。この時期の子供をお風呂に入れる際、ビジネスホテルによくある「ユニットバス(トイレとお風呂が同室で、バスタブの中で体を洗うタイプ)」は絶対に避けるべきです。
バスタブの中で滑って転んだり、湯船の中で排泄してしまったりするリスクが高く、親も子供を抱えながら窮屈な体勢で洗わなければならないため、猛烈なストレスになります。ホテルを探す際は、必ず「洗い場付きのお風呂(お風呂とトイレが別々で、家庭のお風呂と同じように体を洗うスペースがあるタイプ)」の客室を予約してください。ディズニーホテルやオフィシャルホテルの多くはこのタイプですが、念のため予約前に公式サイトの客室設備欄をしっかりと確認することが重要です。
パークからホテルへの移動時間の短さ
2つ目の条件は、「パークからの近さ(移動時間の短さ)」です。子供がパークでぐずり限界を迎えた時や、お昼寝の時間になった時、いかに早くベッドに寝かせてあげられるかが勝負の分かれ目となります。
- 東京ディズニーランドホテル(ランドのエントランス目の前で最強)
- ホテルミラコスタ(シーのパーク内にあるため移動時間ゼロ)
- ディズニーリゾートラインの駅前にあるオフィシャルホテル群(シェラトンやオークラなど)
シャトルバスに何十分も揺られて移動しなければならない遠方のホテルは、大泣きする子供を抱えたまま乗車することになり、親も周囲の目を気にして精神的に疲弊してしまいます。予算はかかりますが、立地の良さ(リゾラや徒歩ですぐに帰れる距離)をお金で買うことが、子連れディズニー成功の最大の秘訣です。
おすすめのディズニーホテルとオフィシャルホテル
条件を満たすホテルの中で、特に子連れファミリーへのサポートが手厚いおすすめのホテルとそのサービスをご紹介します。
ベッドガードやベビーベッドの事前リクエスト
ディズニーホテル(ランドホテル、ミラコスタ、アンバサダー、トイ・ストーリーホテルなど)や、東京ディズニーリゾート・オフィシャルホテルでは、小さな子供向けの貸出備品が非常に充実しています。ホテルの予約が完了したら、必ず宿泊予約センターへ電話(またはオンラインから)し、「ベッドガード」やおむつ用の「ゴミ箱(おむつペール)」の貸し出しを事前リクエストしておきましょう。
2歳児の寝相の悪さは大人の想像を絶します。ベッドから転落して怪我をするのを防ぐため、ベッドガードの設置、あるいは2つのベッドを隙間なくくっつけてもらう「ハリウッドツイン」の対応をお願いしておくと、親も安心して夜眠ることができます。ベビーベッドは安全上の理由から1歳半頃(つかまり立ちができるまで)の制限があることが多いですが、ホテルによって基準が異なるため確認してみてください。
和室や靴を脱いで上がるお部屋の快適さ
もっと安全に、そして自宅のようにリラックスして過ごしたいなら、「和室」や「靴を脱いで上がるタイプ(土足厳禁)」の客室を選ぶのが最強の解決策です。
東京ディズニーランドホテルの「ファミリールーム」や、シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルの「トレジャーズルーム」、あるいは浦安ブライトンホテル東京ベイの「ルーム・だんらん」などが有名です。
ハイハイから歩き始めの時期、あるいは床に寝転がって遊ぶのが大好きな2歳児にとって、土足で歩くカーペットの部屋は衛生面でも不安が残ります。靴を脱いで素足で走り回れる部屋であれば、ベッドからの転落リスクも布団を敷くことで解決でき、親のストレスは劇的に軽減されます。これらの部屋は非常に人気が高いため、数ヶ月前からの早めの予約が必須です。
2歳児が確実に喜ぶ!おすすめのアトラクションとショー
ホテルが確保できたら、次はパーク内でのスケジュールです。2歳児の機嫌を損ねず、かつ確実に喜んでくれるアトラクションとショーをご紹介します。
待ち時間が短く、動きのあるアトラクション
2歳児が喜ぶアトラクションの条件は、「待たないこと」「暗くないこと」「キャラクターや動物が出てくること」の3点です。東京ディズニーランドであれば、「イッツ・ア・スモールワールド」や「ウエスタンリバー鉄道」、「ジャングルクルーズ」が鉄板です。
これらは一度にたくさんの人数が乗車できるため列の進みが早く、また船や列車に乗って外の景色を見るため、暗闇で怖がるリスクが低いです。「ホーンテッドマンション」や「ピノキオの冒険旅行」などは、大人が思う以上に子供にとっては暗くて怖い(魔女などが出てくる)ため、2歳児にはトラウマになり泣き叫ぶ原因になります。「プーさんのハニーハント」も人気ですが、待ち時間が長いため、プライオリティパスを上手く活用して待ち時間を減らす工夫が必要です。
ジャンボリミッキー!など体を動かせるショー
じっと座ってショーを見るよりも、体を動かして一緒に参加できるエンターテインメントのほうが、2歳児の食いつきは圧倒的に良いです。その代表格が、今や社会現象にもなった「ジャンボリミッキー!レッツ・ダンス!」です。
- ミッキーやミニーと一緒に、おなじみのダンスを踊れる。
- 子供が飽きる前に終わるちょうどいい時間(約15分間)。
- YouTubeなどで事前に曲を聴かせて練習しておくと、現地でのテンションが爆上がりします。
このショーは抽選(エントリー受付)となることが多いですが、もし外れてしまっても、会場の外から音楽に合わせて踊るだけでも十分に楽しめます。「ミッキーと一緒に踊った!」という体験は、乗り物に乗る以上の強い思い出として子供の記憶に残ります。
身長制限の壁!2歳児(90cm前後)が乗れるもの・乗れないもの
ディズニーリゾートの多くのアトラクションには、安全上の理由から「身長制限」が設けられています。2歳児(平均身長85cm〜90cm前後)が直面する身長の壁について確認しておきましょう。
ランドの身長制限一覧と注意点
東京ディズニーランドで身長制限がある主なアトラクションは以下の通りです。
* 81cm以上で乗車可能:ベイマックスのハッピーライド
* 90cm以上で乗車可能:スプラッシュ・マウンテン、ガジェットのゴーコースター
* 102cm以上で乗車可能:ビッグサンダー・マウンテン、スペース・マウンテン、スター・ツアーズ
2歳後半になり身長が90cmを超えてくると、「スプラッシュ・マウンテン」に乗れるようになります!
身長制限をクリアしているか確認するため、入り口のキャストのところで身長計(スケール)を使って測ってもらいます。クリアすると、手にリストバンドを巻いてもらえるのですが、子供にとってはこのリストバンドが「お兄ちゃん・お姉ちゃんの証」のように感じられ、とても誇らしげな顔を見せてくれます。ただし、身長が足りていても、暗闇や急降下で大泣きする可能性が高いため、親の判断で乗せるかどうかを慎重に決めてください。
シーの身長制限一覧と注意点
東京ディズニーシーの方が、絶叫系が多いため身長制限は厳しめです。
* 90cm以上で乗車可能:ニモ&フレンズ・シーライダー、フランダーのフライングフィッシュコースター
* 102cm以上で乗車可能:タワー・オブ・テラー、ソアリン
* 117cm以上で乗車可能:センター・オブ・ジ・アース、インディ・ジョーンズ、レイジングスピリッツ
シーで2歳児が安全に楽しめるのは、やはり「マーメイドラグーン」の屋内エリア(トリトンズ・キングダム)です。ここにあるクラゲのアトラクション(ジャンピン・ジェリーフィッシュ)などは、補助なしで一人座りができれば身長制限なしで乗ることができます。マーメイドラグーンの全アトラクション攻略の記事でも紹介していますが、ここは2歳児にとっての天国です。
食事のストレスを減らす!2歳児向けのレストラン選び
「ご飯を食べてくれない」「遊びたくて椅子から降りようとする」…イヤイヤ期の食事は戦争です。パーク内での食事をいかに平和に済ませるかが重要です。
ブッフェレストランで「食べる・食べない」問題を解決
2歳児の食事で一番困るのが、「せっかく高いキッズメニュー(お子様ランチ)を頼んだのに、一口も食べてくれない」という事態です。この悲劇を防ぐ最強の選択肢が「ブッフェ(食べ放題)レストラン」です。
ディズニーランドなら「クリスタルパレス・レストラン」、ディズニーシーなら「セイリングデイ・ブッフェ(※現在は営業形態が変更されている場合があります。代替としてホテルのブッフェを利用するなど)」が挙げられます。ブッフェであれば、パン、フルーツ、うどん、ポテトなど、その日の子供の気分に合わせて「確実に食べるものだけ」を少量ずつ取ってくることができます。また、3歳以下は無料(大人の料金のみでOK)となるレストランが多いため、食べ残しに対する親の精神的ダメージ(とお財布のダメージ)がゼロになるのも大きなメリットです。
事前予約(PS)とモバイルオーダーの併用
「お腹が空いた」と泣き出す子供を連れて、レストランの行列に30分並ぶのは不可能です。食事難民にならないために、以下の2つのツールを必ず使いこなしてください。
1つ目は、レストランの事前予約システム「プライオリティ・シーティング(PS)」です。
2つ目は、当日にスマホで注文を完結させる「ディズニー・モバイルオーダー」です。
1日のうち、お昼ご飯はモバイルオーダーでサクッと済ませて時間を節約し、夜ご飯はPSで予約しておいたレストランで座ってゆっくり食べる、というように組み合わせるのが最もスマートです。食事場所が確保されているという安心感だけで、親の心の余裕が全く違います。
お昼寝のタイミングと、親の「交代利用サービス」の活用
2歳児は必ずどこかでお昼寝をします。この「寝ている時間」をいかに大人が有効活用するかが、親の満足度を左右します。
ベビーカーで寝てくれた時の静かな休憩スポット
お昼ご飯の後、13時〜14時頃にベビーカーでコテっと寝てくれたら、そこから1〜2時間は「大人のゴールデンタイム」の始まりです。子供が寝ている間は、親も一緒に静かなカフェで休憩するか、交代でお土産を買いに行くのがベストです。
ディズニーランドなら、ワールドバザールの「スウィートハート・カフェ」のテラス席や、トゥーンタウンの奥のベンチ。ディズニーシーなら、ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテの2階席や、アメリカンウォーターフロントの豪華客船(S.S.コロンビア号)の甲板ベンチなどが、日陰で風通しが良く、比較的静かにお昼寝を見守れるおすすめスポットです。親もここで冷たいコーヒーやビールを飲んで、午後に向けた英気を養いましょう。
チャイルドスイッチ(交代利用サービス)の仕組み
「子供が寝ている間、あるいは子供が乗れない絶叫アトラクションに、親だけでも乗りたい!」という願いを叶えてくれるのが、「交代利用サービス(チャイルドスイッチ)」です。
- アトラクション入り口のキャストに「交代利用サービスを使いたいです」と申告する。
- パパ(先発)が通常の列に並び、アトラクションに乗車する。ママと子供は外で待機。
- パパが戻ってきたら、今度はママ(後発)が「専用通路(待ち時間ほぼゼロ)」から案内され、すぐに乗車できる!
このシステムを使えば、子供を一人にすることなく、パパとママ両方が絶叫アトラクションを楽しむことができます。交代の際の手続きはキャストがアプリ上で行ってくれるため、身長制限で乗れない子供がいる場合は遠慮せずに「チャイルドスイッチをお願いします」と申し出ましょう。
失敗から学ぶ、イヤイヤ期ディズニーの最強の持ち物
最後に、2歳児のイヤイヤ大爆発を最小限に抑え、親のピンチを救ってくれる最強の持ち物リストを公開します。
新しいおもちゃと小分けのおやつ
行列での待ち時間や、レストランで料理が出てくるまでの数分間を乗り切るための「最終兵器」は、「今日初めて見せる新しいおもちゃ」と「小分けになったおやつ」です。ディズニー仕様のシールブックや、音の出ないミニカー、水で描けるお絵かきボードなどを持参しましょう。
おやつも、「ちょっとずつ時間を稼げるもの」が最適です。小さなタッパーに入れたボーロや、ラムネ、ゼリー飲料など、「泣き止ませるための特効薬」としてカバンの取り出しやすい場所に入れておきます。パーク内のワゴンで売っているポップコーンも、時間を稼ぐアイテムとして非常に優秀なので、入園したら早めにポップコーンバケットを首から下げておくことをおすすめします。
着替えとおむつは「想定の2倍」持参する
ディズニーリゾートでは、親の想定を超えた出来事が次々と起こります。ジュースを全身にこぼす、水遊びエリア(トゥーンタウンなど)で服のままびしょ濡れになる、おむつから盛大に漏れる…これらは全て「起こるもの」として準備しておく必要があります。
子供の着替え(特に下着とズボン)とおむつは、普段のお出かけで持っていく枚数の「2倍」をカバンに詰め込んでください。
「足りなくなったらパーク内で買えばいいや」と思っていると、ベビーセンターまで遠くて間に合わなかったり、希望のサイズの服が売っていなかったりして悲惨なことになります。コインロッカーを上手く活用して、予備の着替えや重たい荷物は預けておき、いざという時に取りに行ける状態を作っておくのがプロのパッキング術です。
ハルからの最後のアドバイス(まとめ)
魔の2歳児とのお泊りディズニーは、親にとっては修行のような一面もあります。しかし、事前の準備さえ完璧にしておけば、必ず最高の笑顔を見ることができます。
- ホテルは絶対に「洗い場付きお風呂」と「パークへの近さ」で選ぶ。
- 食事は「ブッフェ」と「モバイルオーダー」を駆使してストレスフリーに。
- 大人は「交代利用サービス」を使ってちゃっかり絶叫系を楽しむ。
- 「全部回れなくて当たり前」という心の余裕と、大量の着替えを持つ。
「イヤイヤ」して泣き顔の写真が多くなったとしても、数年後に見返せばそれも立派な笑い話になります。無理のないスケジュールで、今だけの可愛い2歳の姿を、ディズニーの魔法の空間でたくさん写真に残してあげてくださいね!
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